庵町家ステイは、「京都 町家 暮らすように旅する」をコンセプトに、京都のまちなみを美しく形づくる京町家をリノベーションし宿泊施設として14棟運営しているが、2019年、四条河原町に位置する明治初期に建てられた築140年の「筋屋町 町家」にて、3人の現代美術家が作品を展示する企画展「呼吸する庭」を初開催する。
参加作家は、日本文化をベースに独自の解釈を織り交ぜた作品を手がける品川亮(1987年生まれ)、「人間とは何か」を軸に子供や花をモチーフにした作品を制作する品川美香(1988年生まれ)、ドローイングから展開される油彩画を生み出す中村萌(1991年生まれ)の若手作家3名。
庵町家ステイは、美術館ではなく、京都の人々が暮らしていた町家で現代作家の作品を鑑賞する——
この不思議な古くて新しい空間体験をご提供できればと思い、今回の企画展を催している。