上京区・本法寺にて様々な日本文化を体験できるイベントが開催される。
今回は、京都府唯一の刀鍛冶の指導による作刀体験と自身の穴窯を持つ陶芸家の指導による作陶体験の二種類。
作刀体験は刀鍛冶手製のふいごを使い、参加者自身が本格的な和式ナイフや小刀を作刀することで、本物の日本刀が作られるプロセスの多くを体感する。
好きな「銘」も入れられる(小刀の場合は一字のみ)。
これまでの体験参加者の評価は9.77/10となっている。
作陶体験は陶芸家の指導のもと、オリジナルの茶碗程度の大きさか2つの小さめの容器を製作する。陶器は陶芸家が自身の穴窯で三日間かけて、木材のみで焼き上げる。釉薬は使わず、窯の中の灰で自然に色がつく焼締めという技法を使う。焼き上がった陶器は陶芸家が一つ一つ磨き上げて仕上げている。
日本文化を感じられるお寺で、
各国からの参加者との触れ合いもある活気あふれる雰囲気の中、
日本文化に込められた知恵と文化に触れられる機会となっている。
いずれの体験も小学生以上(作刀は小・中学生は保護者同伴)の参加が可能。
※小刀作刀の場合、火造、焼入れ、研ぎが体験できる。また、焼戻しと荒研磨を刀工が実施する。
※和式ナイフの場合、それらに加え焼鈍しを体験し、皮鞘作りも自らの手で行う。
※制作した器は、3ヶ月後に引き取りか配送予定。