【演劇公演・野外公演】
京都・旧嵯峨御所大本山大覚寺般若心経戊戌開封1200年記念公演
いけばな嵯峨御流 創流1200年
龍村美術織物 特別協賛
「女人嵯峨」
舞台は草創期の京都(平安京)。
千百年余の都があった京都ですが、引仁元年(810年)九月、「平安京を廃し、都を奈良の故地に戻せ」と平城上皇が遷都命令を下す。
その頃は二所朝廷と言われ、奈良(平城上皇)と京都(嵯峨帝)の対立があり不安定な政権でした。もし、嵯峨帝が実兄の平城上皇の命に従っていたら、京都は日本の歴史から抹消されていた筈だ。
岐路に立ったその時代に生きた人間の葛藤と愛の諸相を女たちの姿を通して描いた史劇。
薬子、嘉智子、正子を軸に三筆と呼称された嵯峨天皇、空海、橘逸勢(はやなり)の三人の縁。
この舞台はその後の日本を決定づけた物語だ。
コロスを大胆に生かしたダイナミックな歴史劇、群像劇を創りあげ、芸術性、エンターティメント性に富んだ作品を実現させた。
京都大本山大覚寺での2日間だけの再演が実現。
劇団俳優座をはじめ、文学座、昴、東演など日本を誇る新劇団の競演も実現。
出演:中野誠也/岩瀬晃/斉藤深雪/島英臣/田中茂弘/千賀功嗣 (以上、劇団俳優座所属)
南一恵 (劇団文学座所属)/米倉紀之子 (劇団昴所属)/南保大樹 (東演所属)
館野元彦/井上太 (以上、劇団銅鑼所属)/磯部莉菜子 (エンパシィ)
斎藤真/西本さおり/小池のぞみ (以上、劇団俳小所属)