会員制クラブ
「千子」
せんこ
■所在地
■電話
■営業時間
■定休日
■席
京都市東山区祇園縄手新橋東入北側
075−541−1027
7:30PM〜 0:30AM
日・祝
ボックス5、カウンター6席、2階にカラオケ専用ルーム
贅沢な時間が流れる新橋界隈
祇園・花見小路から縄手まで続く新橋界隈の石畳と町家の佇まい。ここは町並保存条例で指定されている地区であり、我々のノスタルジーを心地よく掻き立てるに充分なロケーションだ。夜ともなると、高級車で乗りつけるエグゼクティブたちの社交の場となるが、カップルがそぞろ歩き、しっとりとした会話を楽しみながら贅沢な時間を過ごせるスポットでもある。その新橋中心部よりやや東に位置する辰巳大明神の三叉路を、北へ取ってすぐ西へ入ったところに、風情ある提灯が目印の「千子」がある。
○店内を覗く


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けれん味のない上質な空間
しぶく染められた暖簾を分け入る。町家に似つかわしく黒を基調に纏められた店内は、ここが大人の社交場であることを改めて感じさせる。ふと絨毯に目をやると、そこには暖簾と同じ「千子」の文字が織り込まれている。なかなか気付かれにくいこんなところにもさらりとした演出があって、思わず足を止めて見入ることになる。
店名「千子」とはママの芸妓時代の源氏名である。ママ、大島千子さんは祇園に生まれ育ち、彼女の母が歩んだように舞妓、芸妓の道を歩み、そして川端に小さい店を構えた。今の場所はおよそ18年くらいになる。特にスポンサーを持たず、ママの細腕一本で育て上げた店だ。それだけに妙なけれん味のない、上質な空間を提供してくれる。
席数はボックス5つ、カウンター6席、2階カラオケルームには8人掛け×2、4人掛け×1のテーブルがある。さらにVIPルームには6〜8名を収容できる。このVIPルーム、ママの幼なじみである堀泰明画伯の大きな絵がかかっている。モデルは千子ママ。優しいタッチがママの人柄を彷彿とさせる。美人の絵をバックにグラスを傾けていると、酔いも手伝ってどうもそわそわしてしまう。
裕次郎の愛した魅力的な店
3年前には宝ケ池プリンスホテルで30周年パーティが盛大に開かれ、東京からも著名な芸能人たちが駆けつけた。これでおわかりのように、多くの人たちに広く愛されている店である。殊に、今は亡き石原裕次郎がこよなく愛した店だというから、それだけで同じ空間にいる自分が嬉しくなる。2階には「裕次郎の座った椅子」というのがある。その椅子に座って、ぜひ「銀恋」などを甘く歌ってみたいものだ。もちろんデュエットだから、そこはそれ、常時いる7人の美しい女性がお相手してくれるだろう。
お酒のラインナップはブランデー、ウイスキーから焼酎まで豊富。肩肘張らずにゆったりとくつろいで飲みたい。
お値段が心配なところだが、「あまり高くはないです」とのお答え。値段など気にせず、旦那さん気分でゆったりするのが粋というもの。
「店が有名とか無名とかにこだわらず楽しんでもらいたい」とのこと、確かに有名店にありがちな嫌味がまったくない。毎年2月の節分には、昔ながらに「お化け」と呼ばれる仮装で厄払いするとか。祇園の風物詩は今も健在だ。一度足を運んだら裕次郎ならずとも虜になってしまう、不思議な魅力を持った店である。
【地図】

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