西山一帯は粘土質の赤土で質の良いタケノコが育つと言われる。食用にしているのは孟宗竹で、その昔乙訓郡海印寺村の寂照院主が唐から持ち帰り寺院に移植したのが乙訓特産の筍だという。
5月中ごろになると親竹の先を切り、成長を止め根を強くする。そして7、8月には草取りと施肥、秋になると藪一面にわらを敷き、その上に土を盛る。
 
 
やがて桜の花が散りはじめると、地面にひび割れを起こし、タケノコが出るのだが、地上に出る前に掘りおこす。このようにして採取される色の白い、柔らかい筍はカリウムも多く体内のナトリウムを排泄し高血圧予防に役立つ。またタケノコの切り口に出る白い粉はチロシンというアミノ酸で新陳代謝を活発にして脳を活性化する働きがあるといわれている。

 

写真提供:神崎屋(shop紹介こちら)

 

 
 
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