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豆腐に含まれる大豆のタンパク質は良質で体を作り、血液中のコレステロールを減らして動脈硬化を抑え、さらには塩分(ナトリウム)の排泄を促し、高血圧の予防効果がある。また、豆腐にはビタミンが豊富に含まれている。ビタミンB1、B2、Eは、それぞれ脚気や神経系の障害を防ぎ、体内の新陳代謝を促す。皮膚炎を予防し、細胞の老化する原因、活性酵素の攻撃を防ぐ(抗酸化作用がある)美肌効果があり、老化も防ぐ。



大豆が日本に伝わったのは、米と変わらない時期で縄文時代とも弥生時代ともいわれている。が、豆腐として食べられたのは平安時代の末ごろが最初といい、一般庶民が口にするのは江戸時代の中ごろからだ。 天明2年(1782)には『豆腐百珍』が刊行されている。