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VOL.10 ぷーら
玄関を入ればそこは土間。本当に町家そのままである。靴を脱いでガラス戸を開けて上ると、テーブルがない!テーブルはなくても座卓は・・・・それもない。色彩豊かでそれでいて落ち着いた風合いのカーペットの上に丸い木製のお盆?板?がぽつんと置かれていた。 こちらのメニューはカレーとチャパティと呼ばれるインド風クレープと豆のスープとダルライスと呼ばれるもの。飲み物はチャイとラッシーと辛口ジンジャーエールとビール。フードとチャイはそれぞれセットにすることができる。今日はチャパティのセットをいただくことにした。 チャイは薄め。甘みはないので、添えてある砂糖をたくさん入れると独特のコクが出てきておなかがポカポカと温まる。チャパティはそば粉を使ったインド風のクレープで、間にはレモンマーマレードのような柑橘系のジャムがはさまれていた。 チャイを飲みながら部屋をぐるっと見渡していた。。壁にはインド風の布がかけてあり、小さな音でインドの民俗音楽が流されている。部屋の隅ではご主人がなにやら机に向かって作業されている。その脇にあめ色の猫がうとうとと居眠りをしていた。座っていると、なにやら普通の家にお邪魔しているような錯角さえ起こしてしまう。そんな気取りのない空間がこちらのいいところなのだろう。 インド音楽のライブなどもされているようなので、興味のある方はぜひ一度伺ってみては。