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茶ごころのあった14代目が、そば打ちを楽しむために建てた隠居所・晦庵だけに、露地づたいに入ると奥まで続く通り庭、舟型の網代天井、中庭、茶室風の離れなど風雅な趣のある佇まい。(→この店のこの風景) |
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鍋には、旬の京野菜が使われ、洛北・鷹峰の九条ねぎ、京菊菜(おたふく)とともに、ビタミンA・C、鉄分豊富なほうれん草もたっぷり使われている。もちろんすべての具には、こだわりの食材が用いられ、吟味した若鶏のももをはじめ、古くからお付き合いのある老舗茨木屋に特注する魚のすり身ベースの飛竜頭や真蒸(しんじょう)、湯葉半老舗の引き上げゆば、宮崎産のどんこ椎茸、これをこの店独自の鰹、昆布のきいただし汁で煮ながらあつあつを食する。具を大半いただいたところで竹ざるに盛られた自家製のそばとうどんを入れるのだが、つなぎに丹波の山の芋を用いたふっくらした喉ごしのよいそば、もちもち感のあるうどんは、鍋の仕上げにぴったり。途中すだちで味を変えるのも一興だ。(→ちょっとお鍋なお話) |
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