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京都の底冷えする季節にはあたたかい美味しいうどんがいい!
そこで北さんおすすめのお店を紹介してもらうことになった。岡崎グラウンドの東にある「岡北」。名の由来は岡崎で店を営む北村さんだから「岡北」となったそうだ。
「私ここの『親子なんばうどん』が好きなんですよ」
「京都ではだしとうどんのバランスが大切なんです」・・・が持論の北さん。
その頑固なまでのうどんへの執着は相当なものだ。
うどんの表面にだしが絡みながらもコシがある麺。
表面は柔らかくてもコシがある麺これまでも何度も聞いた言葉だ。
ならばそのおススメの麺処を案内してくださいよ!
ということで、今回の「岡北」さんになった。

岡北さんの店内はテーブル席と小あがりの32席。タクシーの運転手さんが贔屓にすることでも有名な店だ。そのお店の歴史はなんと70年だそうで、現在は三代目の北村正樹さんが、その味を二代目宏さんから受け継いでいる最中とのこと。
「こだわりはやはり自家製の麺とだしですね!
そして、なんといってもこれまでこだわってきたのは季節ごとに微妙に変化する材料選びですね。今はその経験を息子に伝えていくことが私の役目です」と二代目の北村宏さん。

親子なんばうどん ¥750
 
で早速、その伝統の味を味わうことにした。
最初に注文したのは北さんおススメの「親子なんばうどん」。
中は卵に覆われて見えないが、この細かな卵の溶き具合が
だしとからんで絶妙なこと!細めの自家麺も北さん好みのモノ!
四種類の材料(鯖、うるめ2種、めじか)からとっただしは
甘味とコクがあって、卵と麺にちょうどいいあんばいに絡む。
「どうです?いいでしょ!」
う~ん・・・なるほど! 納得です北さん。
 
次に頼んだのは、肉カレーうどん。
「カレーうどんは、だしが大切なんですよ
ただのカレールーとうどんではないんです」と北さん。
ここのだしでつくる「カレーうどん」は確かに美味しい!
濃い風味のカレー粉とだしの合わせ具合が実にいい。
絶妙な味加減だし、かなりの岡北のこだわりの味付けだと思う。
地元で根強いファンを持つ「岡北」の魅力がうかがえる。

肉カレーうどん ¥780
天ざるそば ¥1250
 
「ここはそばも自家製ですか?」
「そうです!そば粉は石川白山から取り寄せています」と三代目正樹さん。
京都では、なかなか関東のような美味しいそばがないと私は思っている。
確かに京都らしいそばはあるが、やはりそば文化は関東だ。
でも、岡北のこだわりのそばはおススメだ。
そば通をもきっと満足させる一品だと思う。
 
最後に注文した品は、今回楽しみにしていたもの。
少し前、菊乃井のご主人、村田さんが大好きな一品として
テレビで紹介された村田スペシャル『天とじ丼』だ。
三匹のえびが入ったものでこれがその丼です。
因みに、品書きにある天とじ丼は¥800(えび一匹)
えびの数を増やすには+¥150/1匹となるそうだが。
テレビで紹介されてから、この村スペ丼の注文もあるそうだ。
卵がフワフワで、卵大好き村田さんが通うのも理解できる。
一緒に注文した『玉子吸物』は、秘伝のだしをベースにつくったもの
これも美味しい!(¥300)
 
三代目の背中には70年の歴史を背負った言葉がある。
・・・「おいしおすえ」・・・だ。ここはその言葉どおりの店だ。

今回、これ以上の品物を注文しても食べきれないので
紹介はこれぐらいにさせていただく。
尚、岡北の品書きにはおススメに☆のマークが付いている。
その数9個・・・九つ星!だ。・・・美味しいはずだ!
次回は是非、他の☆モノも注文したいと思う。

 
家族で歴史を受け継ぐ岡北の味はとても暖かくてホッとした!
還暦でお気に入りの赤いセーターを着込んだ北さん(左)
半世紀をかけて岡北の味を進化させた二代目北村宏さん(中)。
阪神ファンで亀山さんそっくりの三代目北村正樹さん(右)
■店情報
岡北
店名 岡北 定休日 火曜日
住所 京都市左京区岡崎南御所町34 営業時間 10:00~20:30(LO20:00)
交通アクセス 京阪本線三条駅から京都市バス5系統動物園前下車。
東へ、岡崎通を左折した右側。徒歩3分
※駐車場 なし
平均予算 [昼]700円 [夜]700円
電話 075-771-4831    

案内人)北 俊彦  文)八田雅哉  写真)北住邦彦