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車は北さんの指示で西大路を北に上がり鷹峯の町並みをぬけた。 「北大路の店に行く前にちょっと寄り道しますね!」と北さん。 「・・・・・?」ずいぶん寄り道だ! 京見峠の茶屋を越えてしばらくの山の中に寄り道先はあった。 峠はその名の通り、京都が見渡せる場所だが、最近、 北山杉が大きくなって目の前にパーッと京都!とはいかない。
寄り道もあったので、早速、紹介に入る。 まずは定番ハンバーグ定食。 「父親の代は、駄菓子屋でしたがスーパーができて続けられなくなったんです。 私の代では、喫茶店、洋酒喫茶などを試みた後30年前に、自己流で洋食屋を始めました」とご主人。 ハンバーグが看板メニューというからにはそれなりのこだわりがある。 上質のたまねぎ、パン粉、和牛肉…でも値段は手頃だ。 ハンバーグの横に目玉焼、それに懐かしいスパゲティだ。
北さんの注文したのは、ハンバーグスパゲティ。 通常ハンバーグは200gだが、北さんは150g。 付いているサラダには、トマトとコーンが抜いてある。 少食でトマト嫌いの北さん用のメニューだそうだが 「彩りも悪いし、見た目に楽しくないね!」と笑いながらご主人。 トマト嫌いの食いしん坊も笑っている。 これでも十分ボリュームがある。
和風ハンバーグはごはんとバッチリだ。 とろみのある醤油ベースのソースに大根おろしがいい! 「始めた頃は、本当に料理のことを知らんかった。 色々な店に行って、勉強しましたね。 まっすぐのエビフライの衣をはがして切り込みの方法を 学んだこともありました」とご主人 そんなご主人の料理への姿勢は今も変わらない。 混み合う時間になると店の前には行列ができる。