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壮大な楼閣 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
春は桜のうすべに色、夏は山々に萌える緑色、秋を染め上げるくれないに、冬はすべてを包む白い風花に彩られる京の四季。街中にあって鴨川と高瀬川に臨み、東山のなだらかな峰々を見渡せる料理旅館「鶴清」は、四季折々に姿を変える京の風情を存分に楽しむための起点として絶好のロケーションだ。北は鞍馬、南は宇治へ便利な京阪五条駅に近く、バスの便も良い。また、高瀬川添いに少し北へ歩くと、京都一の繁華街である四条河原町へ出ることができる。春には川縁の桜並木が美しく、心地よい瀬音を聞きつつそぞろ歩きを楽しむのも乙なものである。 |
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京風会席料理と宴会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
四季の旬の食材をふんだんに使い、粋を盛り込んだ京料理の味や彩りは、訪れる客を満足させずにはいないだろう。「鶴清」では京料理の伝統をきびしく守り伝え、よく吟味した材料を使い、丁寧な味付けと華やな盛り付けで客を楽しませる。四代目・田中信行氏は神戸吉兆で4年間懐石料理を勉強し、その腕を磨いた。社長である三代目・田中義久氏のもと、次代を担う若手として日々精進に余念がない。 大人数の宴会や、幅広い客の要望に細かく応えられることも、料理旅館「鶴清」の持ち味である。たとえ忙しくても、決してもてなしの心を忘れない。「それぞれのお客様には、それぞれ心地よく召し上がれる速度があります。どんなに大人数でも、一品ずつお一人ずつ、頃合いをはかってお出ししたい」と信行氏は語る。実に将来が楽しみな四代目である。 会席料理は、7,500円(8品)から16,000円(11品)までオーダーできる。 また、お昼のサービスメニュー(11:30~14:00)もあり、リーズナブルに味わえるところなど嬉しい限りである。夏は夜の「川床」での懐石はもちろんのこと、昼の「昼床」も楽しめる。
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夏の床といえば「鶴清」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
京都で「鴨川の床」と言えば、「鶴清」と頭に浮かぶ人も多いであろう。「床」でも、200名もの人数を収容でき、日本最大級を誇る。京都の「鴨川の床」は、夏の風物詩と言われ、夏の間だけ組み建てられる。板間にござをひき、座布団とお膳やテーブルを配するが、それらは毎日室内に片付けられる。 料理は「すずみ料理」と命名する。四万十川の鮎の焼物、生の鱧の薄切りを中骨からとった出しで食する鱧鍋、そして鮑、海老、いかの石焼(12,000円)など、新鮮な吟味された素材を楽しむことができる。ひと夏一万人以上もの客が、「鶴清」の床ですずみながら、夏の思い出をつくる。
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宿泊・結婚披露宴も |
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「鶴清」では、京風懐石料理はもちろんのこと、200畳を超える三階大広間は、300名の宴会の他、展示会や法要などにも対応でき、見渡しは圧巻である。そして宿泊はもちろんのこと、総合神前結婚式場として、純京風の慶事が楽しめるのも「鶴清」ならではである。 毎年の忘年会、新年会の賑わいは言うまでもなく、京都の風物詩「祇園祭り」「五山の送り火」には、全国からの団体客が多いという。これからも変らず旨いものとやすらぎの宿を楽しめることは間違いないだろう。 |
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【地図】
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