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各国から取り揃えた芳醇なワインと無国籍料理

祇園「瓢たん」

ひょうたん
■所在地 京都市東山区祇園花見小路四条上ル東側
四条京阪駅徒歩10分
■電話

075~525~1139

■営業時間

6:00PM~4:00AM
日・祝は1:00AM迄

■お席 カウンター
テーブル
座敷
2階
8席
4人席×2、3人席×1
4人席×1(円卓)、8人席×1(ほりごたつ)
30人まで収容可能の座敷
■その他

カード支払可能
団体・座敷は予約することをお勧めします

祇園の中の洋と和

花見小路末吉町という祇園の真ん中に位置する“祇園「瓢たん」”。大きなちょうちんを目印に細い小路を東へ歩き進む。扉を開けて中に足を踏み入れるとモダンな店造りに驚かされる。カウンター上にある隠しライトはまるで映画「グランブルー」を思いださせるコバルトブルー、壁にはフランスボルドーで購入したというワインラベルのポスターがあり、地中海を思わせるモダンな雰囲気だ。かと思いきや奥に進むと坪庭をしつらえた座敷があらわれる。ほりごたつ式の座敷とどこか懐かしい円卓の座敷。ゆっくりとくつろげる時間を洋・和どちらでも楽しめる。マスターの西坂泰三さんは味を求めて世界をめぐり歩いている。そのことが食べ物にも雰囲気にも洋と和の調和がみられる理由かもしれない。
「瓢たん」は、マスターのお父さんの西坂正三氏が1973年に寿司・割烹の店としてこの地で開業したのが始まり。そして現在の「瓢たん」は、1999年9月にマスターが無国籍創作料理「旬味彩菜」のコンセプトで新しくスタートしたお店である。「瓢たん」という店名は、西坂正三さんが太閤秀吉と同じ誕生日1月1日生まれでファンであることから、「秀吉の馬印 千成瓢箪」に由来している。また四条花見小路を下った京料理「西坂」は、お父さんが経営する「瓢たん」の姉妹店である。
ハードロックのギタリストをしていたマスターがこの世界に入ったきっかけは、指の故障がもとで父の「和」のお店を全面的に手伝いはじめたことからである。しかし、ワインに造詣が深く、京野菜の調和などの味を追求すると「和」だけではおさまりきらなくなり、現在の無国籍創作料理「瓢たん」が生まれた。「リニューアルから早や二年、賛否両論雨あられの中、自己中でがんばります。料理もメニューも人間も勝手乍ら試行錯誤で進化します。そんな思いを、料理を気軽に様々な人に食べてもらいたいし、場所が祇園だからといって構えることなく気軽に来て欲しい」とマスターは言う。そんなマスターの食そのものを追求した料理を一部ではあるが紹介したい。

ワイン、そしてコース料理
マスター選りすぐりのワインは常時100種類以上。3000円のお手軽ワインから珍しいお宝ワインまで揃っている。中でもカルフォルニアワインはどんな料理にでもあわせやすくお勧めとのこと。もちろんマスターにお願いすれば料理にあったワインを選んでもらえる。ワインは飲むだけではなく料理を引きたてる鍵になる。
入り口と店内にコース料理や本日のお勧め一品料理がボードに記されていて、日によって違う料理が楽しめる。予約すると特典として1ドリンクのサービスがあるのも魅力の一つだ。
そして、マスターが選ぶお皿もとても素敵だ。陶芸好きにはたまらないだろう。これからはスクエア型のお皿が流行るとのことで探しているが、なかなかないそうだ。マスターが選ぶお皿は料理がきれいに見えるのが大切で、そんなお皿をどこまででも探しに行くところなど料理回りにもこだわりがうかがえる。
マスターは常に何にでも追求をやめず奔走しているように感じた。いつも現在進行形で全力投球。マスターの思いが入った食材や料理やお皿は、食べる人に快い優しさがあると感じた。


おすすめ【赤ワイン】


◆ゲノック ジンファンデル
カリフォルニアの代表的品種
(左)
◆ゲノック プティ・シラー(中央)
世界中のプティ・シラーの中でも最も多くの金賞を獲得しているワイン。

◆ゲノック エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(右


(3点ともカリフォルニアワイン )


おすすめ【白ワイン】


◆アンソロジー ソーヴィニヨン(左)

◆アンソロジー シャルドネ(右)

(2点ともカリフォルニアワイン )
こだわり料理
「イタリアン酢豚」
「京都もち豚」を蜂蜜・ワイン(アンソロジー)・バルサミコ酢で仕上げた逸品。
もち豚の中の中までものすごく柔らかく、一般的な酢豚はもう食べられないと感じるほどだ。味がしみわたっていてバルサミコ酢の酸味がほどよくまわりを包んでいる。この酢豚は癖になる。
「慎吾ママの酔っ払い車海老」
スマップの香取慎吾さんがえびを食べる姿を見て思い付いたという逸品。いきのいい車海老に紹興酒をかけた後に茹で上げたもの。マヨネーズ・キャビアのソースにつけて食べる。海老本来の味が口の中に広がっていく。
「サザエのエスカルゴ風」
エスカルゴとはまた違い、磯のサザエの味が巧妙に染み出ていてこれは絶品。サザエ自身が本来もつ程よい苦みが、ワインとマッチしてサザエもワインもやめられない。
「鴨のロースト」
ローストしたてのものをブルーベリーとワイン(アンソロジー)のソースでいただく。とても上品でブルーベリーと鴨の相性は衝撃的だ。
「ミミガー」
沖縄のミミガーを京都風にアレンジして酢醤油と企業秘密というソースで頂く。何故かこれもワインにあってしまう。
「海老チリ」
大きな海老に程よい辛さ。こだわりの食材と京都とアジアがまさしく調和している。海老のぷりぷり感とチリソースがたまらない。
「ソフトシェルクラブ」
蟹を殻ごとそのまま?と思ったが、食してみると殻という感じではなかった。歯から伝わるものはカリカリ感と柔らかさだった。この程よい柔らかさは忘れられない。

イタリアン酢豚

慎吾ママの酔っ払い車海老

サザエのエスカルゴ風

鴨のロースト

ミミガー

ソフトシェルクラブ

祇園「瓢たん」ホームページ http://giwon-hyoutan.com/hyoutan/index.html

【地図】