TOP  > 京都のグルメ情報  > 花見小路を歩く  > 花見小路を歩く-top-


 
 

きれいになった花見小路の散策を楽しもう  

  紅殻格子に犬矢来、軒下の赤い提灯が情緒を伝える祗園の花見小路。昨年秋、花見小路の四条通 から南側が美しく生まれ変わりました。整備された石畳の道は、以前と同じ広さのはずなのになぜか広々となった印象。昔ながらのお茶屋さんや料理店が並ぶ京都屈指の風景としっくり溶け込み、散策するのが一層楽しくなりました。いずれはここから高台寺・清水寺への散策路が整備される計画もあるとのことで、そちらも楽しみです。  
  実はこの花見小路、通り自体の歴史は案外新しく、できたのは明治時代のこと。建仁寺に続くいわば“参道”として作られたのが始まりのようです。

 まずは建仁寺から散策を始めましょう。
 広い境内に静かに建つ建仁寺は、臨済宗の祖・栄西上人が建てた京都初の禅寺です。源頼家の帰依を受けた上人が建仁2年(1202)に建立しました。その後度々の兵火に焼かれたのを、秀吉の時代に安国寺恵瓊(あんこくじえけい)が再興しました。境内には堂々たる三門・法塔・方丈・浴室・鐘楼などが佇んでいます(→マメ知識)
 建仁寺を出てすぐ右手に、都をどりが開催される祗園甲部歌舞練場、隣接する弥栄会館1階にギオンコーナー(→マメ知識)があります。
ギオンコーナーは日本古来の伝統芸能が気軽に楽しめるショースポット。茶道・華道・琴に雅楽・狂言・文楽などの伝統芸能を織り交ぜた華麗なショーが楽しめます。
 この辺り、花見小路の両側には、お茶屋や老舗の料亭、甘味処などがずらり。手頃な料金で華やかな京料理が味わえる店も増えてきました。
 花見小路散策でのもうひとつのおすすめは、横の路地にも入り込んでみること。こちらも京情緒満点です。
 あちこち見ているうちにあっという間に四条通りへ。 ここで花見小路南側の散策は終了。
 ここから花見小路の北側や白川通りに足を延ばし、そぞろ歩きを楽しむのもいいでしょう。

●祇園ってどんなところ?
●都をどりってどんなもの?
●建仁寺
●ギオンコーナー


花見小路への交通
京阪電車「四条」駅→徒歩約3分
市バス「祗園」→徒歩約3分



美登幸
みとこう
詳細 Click

杢兵衛
もくべえ
詳細 Click