祇園情緒あふれる場所でリーズナブルな創作料理を (よ ろ ず え ん ら く) |
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『萬’燕楽』が店を構えるのは、祇園の中でもとりわけ格式高いとされるエリア。周囲には一見(いちげん)さんお断りのお茶屋が軒を重ね、その町並みに馴染んだ店の外観は、一見敷居の高そうな雰囲気を漂わせる。ゆっくりとその入り口の引き戸を開けると、「いらっしゃいませ!」という威勢のいい声とともに若い店員たちがお出迎え。実はこの店、元気・笑顔をモットーとする京都・先斗町の洋風居酒屋『厨厨』の3号店で、築100年のお茶屋を改装して1996年にオープンさせたというもの。店内には、京町家の風情を残しながらも、洋館風のステンドグラスやアンティーク家具、琉球畳、竹材の天井など、昔ながらのあらゆる要素をミックスさせたノスタルジックな趣が広がっている。外観からは予想のつかない「肩の凝らないホッコリ落ち着ける空間」、そして何より「お一人さま4,000円見当」という決して高くない価格設定が人気の秘密だ。葦簾(よしず)越しに京情緒あふれる景色を眺めながら、リーズナブルな料理をいただく・・・・・・そんな萬’燕楽の店内は、特に週末は予約なしだと席が取れないほど多くの客で賑わっている。 |
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